シミを増やさない、シミを作らないためには、紫外線をいかに避けるかが重要なポイントだということは、すでに多くの人が知っていることですよね。
紫外線は、いろいろな恩恵があるのと同時に、私たちの細胞を破壊したり、劣化させたり、老化させたりするパワーも持っています。
シミは、その部分の細胞が何らかのダメージを受けてしまった証拠でもあります。
現れたシミを憎む前に、細胞をダメージから守れなかった自分を反省する必要があるかもしれません。
紫外線の他にも生活の中にはたくさんのシミの要因はありますが、やはり一番多く、一番ダメージが大きいのが紫外線ですから、日頃から日焼け防止対策には力を入れておきましょう。
ただし、間違った日焼け止めによって、かえってシミを作ってしまう例もありますので、注意が必要です。
日焼け止めの活用
紫外線対策をするには、日焼け止めを使うのが一番でしょう。
紫外線はいつどこから肌に届いてしまうかわからない光線なので、肌を完全に守り切ることはかなり難しいのが事実。
ちゃんと気を付けていたのに、知らない間に思わぬ部分が日に焼けていたという経験のある人も多いと思います。肌に光線が当たってしまった場合でも、肌自体がブロック出来る対策をしておくことは大事です。
日焼け止めは、通販などでも本当にたくさんの種類が販売されていますし、塗っても白くならないものやベタつきのないもの、乳液状のもの、スプレー状のものなどたくさんあります。
使い勝手で選んで問題はありませんが、日常生活で使う場合には、あまり強力なものを使う必要はありません。
外出時間が短いのであれば、軽めの日焼け止めを選んで何度も塗り直したほうが肌への負担は軽くなります。
日焼け止めの負担のせいで、かえって肌にシミが出来てしまったりしたら困りますよね。
日焼け防止グッズの活用
日焼け止めを塗ったから大丈夫というものでもなく、なるべく日に当たらないように肌を守ることも重要です。
爽やかな季節なら上着を着ればいいですが、生地によっては紫外線を通してしまうので、日傘や帽子、アームカバーなども活用しましょう。
UVカット加工をしたウェアなどもありますが、中には普通の製品にUVカットスプレーをかけただけのものもあります。
本来は線維自体がUVカット機能を持ったもので加工されるべきですが、上からスプレーしただけの場合、汗をかいた時に成分が溶け出し、肌に刺激を与える場合があります。
敏感肌だと思ったら実はUVカット溶剤アレルギーだったという場合もありますので、刺激でシミを作ってしまわないようにしましょう。
日傘は肌に直接触れませんし、暑い季節には日陰を作ることが出来てとても涼しいですから、是非持ち歩くクセをつけたいですね。
紫外線は瞳からも入り込みますので、サングラスの着用をお勧めします。
外出ルートを工夫
仕事で外回りをする人も多いと思いますし、通勤通学中に焼けてしまう人も多いですが、少しでも紫外線を浴びずに行けるルートを工夫すると、積もり積もって大きな日焼け防止策になります。
面倒がらずに地下を回って行くとか、少々遠回りでも建物の中を通って行くとか、足を使って日陰をかせぐのも良い方法。
外を歩いている時でも、少しでも建物の陰が出ている側を選んで歩くだけでも皮膚への負担は軽減出来ます。
ちょっとくらい遠回りしても、歩く距離が増えればダイエットにもいいですよね。
昼休みに外に出る時でも、ちょっと近くに買い物に出る時でも、いつでも紫外線を意識するクセをつけておくと、いつもよりぐっと肌の調子が整いやすくなります。
屋外なら、例え日陰にいても紫外線は降り注いでいますので、日に当たらな過ぎると不健康なのでは、などと気にする必要はありません。